事例で見る霊感商法の手口 被害に遭わないために自己紹介

 あんまりふざけてばかりなのもどうかと思うので、霊感商法の被害に遭わないための心構えを書き連ねてみます。

 一番いいのは、なんといっても霊やら占いやらをまったく信じないこと、新興宗教には近づかないと決めておくこと。

と言っても、実際信じてる人には難しいですよね。
余計なお世話ですよね。
  良心的な占い師、霊媒師、宗教団体がたくさん存在する事だって僕も知っています。

 ということで、悪徳霊感商法の被害に遭わないための数カ条

一、声をかけられても無視しろ

 キャッチセールスと一緒です。立ち止まったり答えたりしてはいけません。

「悪霊が見える」
「手相の勉強をしている」

なんて変わったことを言われても、無視。
典型的な霊感商法の手口ですから。
 もし本当に善良な占い師だったとしても、おせっかいなだけです。 
  見知らぬ人間の話を聞くことはありません。

一、病気など不幸不運の責任を超常現象に求めない

  病気は医者に診てもらいましょう。
回復が思わしくなくても、霊力やら運気やらで病状は良くなりません。
恋愛や人生の悩み事は信頼できる友人家族などに相談しましょう。
 あやしげな壺や祈祷で問題が解決するなんてことはありません。

一、脅し言葉があったら怪しいと思え

 常識的に考えて、占い師や霊能者がまともならば、あなたに不安を与えないようにと心がけるものでしょう。
TVで地獄地獄と喚いている霊能者? がいるからといってあれをスタンダードと考えてはいけません。

 あなたが納得して払うのなら、たとえ寄付が高額でもかまわないのでしょうが、問題は、それまでに過剰な脅し文句、不必要に不安をあおる言葉が無かったかということです。
  怖いと思ったら信じないこれくらいで丁度です。

一、霊のせいでは人は死なない

 霊が殺人を犯すようであったらこの世はもうメチャクチャです。
警察だって大困りでしょう。
 そんな馬鹿なことを言う人間は信じてはいけません。

一、弱っているときこそ冷静に

 難しいことかもしれませんが、霊感商法のいやらしさ卑劣さは、人の弱みに付け込むという点です。
心も体も疲れているとき、不運が重なって落ち込んでいるとき、人はなんでもいいから頼りたいと思うものですよね。


 でも、そういうときこそ一度冷静になって、本当にあなたを心配して、本当にあなたの頼りになるのが誰かということを考えて欲しいと思います。

 それでも被害に遭ってしまったら…… 霊感商法にもクーリングオフ制度がつかえる事例がたくさんあります。
訪問販売、キャッチセールスなんかはその最たるものですよね。

 だまされたと思ったら、すぐに誰かに相談する。
各地の消費者センターなどに電話すれば親身に話を聞いてくれるはずです。